警察官になるためには
警察官になるためには、採用試験に受かるほどの学力を身につけなくてはいけません。
そのための勉強というのは当然必要です。
警察官の倍率は7~10倍程度で推移をしており、少しばかりの努力ではなれない事を物語っています。
また、警察官には体力が必要という印象を持っている人も多いと思われます。
その印象通り、採用試験には体力試験もあります。
その試験内容は都道府県によってさまざまですが、腕立て伏せ・腹筋・1500メートル走など学校の体力テストでも行われているようなものが実施されます。
ただ、これに関してはスポーツ選手ほどの結果を求められるわけではありません。
採点方式は詳しく明かされておりませんが、並程度の体力があれば良いと言われています。
そのため採用試験に受かりたいのなら、体力よりも学力に比重を置いた方が受かりやすいでしょう。
ただし、油断をしてはいけません。
体力は試験に受かるためならそれほど重視しなくてもいいのかもしれませんが、警察官という仕事は体力が問われる場面が多くあります。
非常勤が多く夜に働くことも多々ありますし、また何かあった場合は市民を守らなくてはいけません。
不審者に職務質問をする時も、相手がどんな行動に出るのかわかりません。
試験関係なく、警察官になりたいのなら体力は必要なのです。
基礎体力を伸ばそう
採用試験を突破するためにも、また警察官になってからの事を考えても基礎体力を伸ばすことを考えましょう。
そのためには、勉強と並行して運動をすることも必要です。
運動はランニングやスクワットなどの方法がありますが、大事なのは継続をすることです。
あまり長時間行っても勉強する時間が取れませんし、疲労で続けるのが嫌になってしまいます。
毎日30分~1時間程度に抑え、継続することを重視しましょう。
また、基礎体力を伸ばす方法は運動だけではありません。
食生活に気を配ることも必要ですし、睡眠時間はしっかりと確保し疲労を回復することも必要です。
いかに毎日のように体を動かしていても、ジャンクフードを食べ過ぎたり、徹夜をしたりしていては、体力は思うように身につきません。
また喫煙は体力を奪うことになりますし、過度な飲酒も厳禁です。
生活習慣を整えることは、絶対的に必要です。
そうして得た体力は、採用試験だけではなく警察官になってからも役に立つことでしょう。
自分のために、そして将来誰かの助けになるために。
警察官の資質は、試験を受ける前から問われています。